GNH

  • 2011.11.30 Wednesday
  • 23:50


‘‘ブータン王国’’
若干16歳という若さで即位したワンチュク国王のもと、‘GNH’という価値観を最重要視。
起伏の激しい国土の総面積は九州くらい。
ヒマラヤ山脈の恩恵を受け、豊富な水資源を持ち、西岡京冶さんの指導の下に発達した農業国。
自然保護の観点から木材の輸出を止め、森林面積も7割を保ち、自然と人間との共存を目指す。

GNH(国民総幸福量)
概念はこう説かれているという。
目的と手段を混同してはならない。経済成長自体が国家の目標であってはならない。
目標はただ一つ、国民の幸せに尽きる。
経済成長は、幸せを求める為に必要な手段の選択肢の一つでしかない。
富の増加が、幸福に直接つながると考えるのは間違いである。

つまり、
経済成長や開発ばかりを追い求めるだけはなく、自然や自国の文化を守りながら自給自足を中心とした生活や地域のつながりの中で国民が幸せに感じる事こそ国家の目標であるという事。

では、幸福とは…何か?
幸福を数字で測る事は可能なのか?

長い間、GDP(国内総生産)GNP(国民総生産)をモノサシに、経済成長する事だけが幸福度数を上げると考えられてきた。
国の規模は違えどGDP1600億円ながら、どうすれば他人を苦しみから救う事ができるのか?に重点を置き、他人の幸福はやがて自分の幸福となって返ってくると信じ行動する幸福大国ブータンは近年やっと、テレビが普及してきた。
年間500兆円もの金額が生みだされる一方、毎年3万人もの人が自らの命を絶っていく経済大国日本。
経済学の為だけの経済学。その数式には、人の心を当てはめてこなかった。
ひたすら、近代化を目指した自称先進国が忘れて来た人間の質。
経済的な豊かさで、勝手に勝敗を決められ、自分一人で生きていけると思い上がり、自己中心的な考えの増大が緊張感に変わり社会不安を助長する。持ちつ持たれつ健忘症。
駄菓子屋のおばあちゃんの弾くそろばんの温かさと、レジスターの冷たさ…。
日本にも‘清貧’という言葉がある…あった。
清い貧乏という訳ではない。稼げる人は思う存分稼げばいい。
100億もの大金をカジノで殺すのは勝手だが、その地位にいながらもっと生きたお金にできなかったのかと、首をかしげる。心の豊かさと財布の中身は、決して比例しない。
頑張ってほしいが、今から近代化の波が押し寄せてくるだろうブータンに習う必要もないだろう。
我々の先輩達がすでに通って来た道だから…。
ただ、心の中の先祖から受け継いだDNAを見つけ出し、日本のいい風景を思い出すだけ…。

幸せ上手の原点回帰。

震災で失ったものも多いが、忘れてた、気付かなかった、得るべきものも多々ある。
ただでは転ばぬ日本人。さざれ石精神。
それを伝えに、国王は訪問して下さったのではないか。

このありがたい訪問をそっちのけに、資金集めのパーティを開く精神退化の恥ずかしい国民代表。

モノサシは千差万別であり、ただの指標でしかない。。
正しい指標で死票を志票に変えなくては、変わらない!
あなたの幸せは何で測ってますか?
この一部の人間によって作られた最小不幸社会の中で…。


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